平塚市は市有施設に企業名や商品名を付けるネーミングライツ(命名権)について、昨年度応募のなかった平塚球場と湘南ひらつかビーチパークの契約料を「値下げ」し、再募集をかける。7月25日、落合克宏市長が記者会見で発表した。
市は昨年度、平塚球場を年600万円以上、ビーチパークは年500万円以上で命名権を募集したが、応募はなかった。市長は「打診はあったが、最終的にまとまらなかった」と話す。
市は、企業アンケートや近隣市の募集条件を考慮し、契約条件を見直し。平塚球場は半額の年300万円以上、ビーチパークは5分の1まで下げ、年100万円以上とする。今回新たな対象施設に加えた平塚総合体育館は、年300万円以上で募集を始める。
市がネーミングライツを契約した事例は「ShonanBMWスタジアム平塚」(平塚競技場)と「ひらつかサン・ライフアリーナ」(ひらつかアリーナ)の2施設。スタジアムは(株)モトーレン東洋と年2千万円で3年契約。アリーナは(株)サン・ライフと年305万円で5年契約を結んでいる。
今回の募集期間は8月16日から9月18日。市は「企業への資料送付や訪問も予定している」と契約先開拓にも取り組むとしている。
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