平塚市は現在開会中の市議会9月定例会に、4億7860万円の一般会計補正予算案を含む、24議案を上程した。補正後の今年度一般会計の累計は832億4854万円で、予算規模は昨年9月と比べ約56億円縮小した。
今回の補正予算案では、ツインシティ整備推進事業に1億2600万円を計上。大神地区土地区画整理組合設立準備会が今年度、組合の設立や区画整理事業の着手に向け、事業計画案と想定換地設計案などの資料を作成するとして、その補助金を補正した。
落合市長は28日に開いた記者会見で、ツインシティの見通しについて「平成26年度の時期の早いうちに都市計画決定へ進めていく取り組みを今は考えている」と述べた。
完全給食を実施しない代わりに、業者弁当の販売を導入するとしていた中学校の昼食については、山城中と土沢中の2校で10月からの販売開始を目指し、120万円を補正した。すでに販売を実施している4中学校とあわせ、弁当の注文や配達に関する人件費の公費負担にあてる。
また、総合公園の駐車場を有料化、現在舗装されていない臨時駐車場の常設化も含めて整備を進めるとし、実施設計の委託料1300万円が計上された。
観光振興では、神奈川県からの補助金1617万円を予算計上し、観光情報を発信するホームページの開設をはじめ、地域資源を活用した観光体験プログラムや婚活イベントを実施するために活用する。
一方、特別会計では、競輪事業会計が、F1ジャパンカップの来年3月の開催が決まったことで、約29億4千万円の増額補正。2013年度の一般会計を含む全会計の累計額は9月補正後、1750億7886万円で、昨年度同時期と比べ約11億円拡大した。
補正予算案の他には、市職員給与を来年3月まで特例で減額する条例案や、大野公民館新改築工事の請負契約などの議案が、市議会定例会に上程された。
定例会は9月25日までの日程で開催され、議員の総括質問は9日から12日まで行われる。
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