平塚市教育委員会は7日、2013年度全国学力・学習状況調査について市内小・中学校の結果を発表した。市内平均正答率は、全8科目(小学校4、中学校4科目)で、神奈川県と全国の平均値を全て下回る結果となった。市教委が09年度に公開した全国学力調査の結果でも全科目で県と全国の平均を下回っている。
調査は今年4月、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施された。テストは、知識に関して出題する「国語A」と「算数・数学A」、活用に関する問題の「国語B」と「算数・数学B」の科目で行われた。
市内小学校の正答率は全国平均と比べ、基礎的な学習内容を問う「国語A」で5・7ポイント、「算数A」でも5・2ポイント低かった。中学校も全4科目で全国平均を僅かに下回った。
今回調査を受け、市教委は「基礎的・基本的な知識・技能について、より一層の定着が必要である」とし、「教員の研修会で分かる授業、魅力ある授業の啓発と支援に努める」としている。
また市教委は、全国学力調査にあわせて実施された「生活習慣や学習環境等に関する調査」の結果も公表。「朝食を毎日食べている」(小学校94・8%・中学校90・0%)、「家で学校の宿題をしている」(小学校93・9%・中学校82・4%)、「学校のきまり(規則)を守っている」(小学校89・0%・中学校87・4%)などの結果が出た。
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