神奈川大学「平塚祭」の実行委員長として活動する 林 秀樹さん 東中原在住 20歳
地域の支えに感謝
○…今年で25回目を迎える「平塚祭」(神奈川大学湘南ひらつかキャンパス/10月26日・27日)の企画運営に携わり3年。実行委員として臨む最後の祭りに向け準備も大詰めだ。「セレモニー」という今年度のテーマには、「25周年の節目にふさわしい平塚祭にしたい」という委員77人の願いを込めた。「例年を踏襲するだけでなく、今までとは違う一風変わった平塚祭を楽しんでもらえたら」と口調を弾ませる。
○…高校生バンドによるライブ演奏や大学生ボディビルコンテスト、一般来場者の男女に出会いの場を提供するフィーリングカップルなど、イベントの企画では新たなアイデアが次々と形になった。企画や広報、渉外、芸能など各局をまとめる立場として、委員の意見を吸い上げ実現させたいという思いは人一倍強かった。一方で、トップに立てば仕事の割り振りや進捗状況を、筋道を立てて管理しなければいけない。「効率的になりすぎて、感情が抜け落ちてしまうこともあったかな」と頭をかく。
○…入学と同時に実行委員会に所属し、ステージの設営や看板製作などを行う装飾局で祭りの屋台骨を支えた。「本番が近付くにつれ、緊張やワクワク感が高まってくる感覚がすごく新鮮だった」と振り返る。タレントへの出演交渉や企業への協賛依頼など、各局が専門的な業務に四苦八苦するなか、ひとつの物を作り上げるというイベント運営の醍醐味がやりがいにつながったという。
○…中学時代までと比べ、高校進学後は平塚以外に遊びの場が広がり、商店街は縁のない存在と感じていた。しかし、平塚祭のポスターを持参した際に快く掲出してくれた商店主の姿が、義理人情に厚い平塚の街を見つめなおすきっかけになった。「平塚祭を運営することができるのは、地元の方々のおかげです」。25年間続くキャンパスの祭典は、地域住民との交流の歴史でもある。
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