浸水対策計画案 重点地区に岡崎など 住民の「自助」促進へ
床上・床下浸水や道路冠水など集中豪雨による被害を軽減するため、市は総合浸水対策基本計画(素案)をまとめた。今月20日まで実施中のパブリックコメント(意見募集)を経て、7月下旬の策定を目指す。
計画案では「生命の保護・都市機能の確保・個人財産の保護」「地区と期間を限定した整備」「ハード対策の強化及び自助の促進」を基本方針に据えた。市域全体で施設を一律に整備するこれまでのやり方から、岡崎地区や横内、豊田打間木など7地区を短期重点地区として選び、おおよそ5年間で浸水対策に取り組む。
また、ハードとソフトの両面で行政が支援する「公助」に加え、住民が自分や家族の身を守る「自助」による対策も進める。主な対策は雨水貯留施設の整備、雨水ポンプ増設、浸水情報の収集と提供、各戸の雨水浸透ますの設置、浸水時の土のう積み、自主避難訓練など。計画期間は14年度から28年度までの15年間。
素案に対する意見は下水道整備課へ用紙を持参するか、郵送、FAX、電子メールで提出する。計画案は市のホームページに掲載。市役所や各公民館などで閲覧することができる。
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