新市庁舎お披露目 8日に市民見学会
2011年度から建設が進められていた市役所新庁舎の1期工事が完了し、2日に報道機関向けの見学会があった。新しい庁舎は免震構造の地上8階・地下2階建て。8日(日)に完成を祝う記念式典と一般公開が行われる。
1階には市民課や保険年金課などの窓口を集約。正面玄関西側に多目的ホールがあり、展示や催事などに利用される。3階に災害対策課や消防本部を置き、災害発生時に対策本部として利用する会議室の隣に情報受発信室を設けた。
議場は8階。入り口そばの壁には、旧庁舎ロビーにあった造形作家・小野襄さんの銅板レリーフを移設した。議会を身近に感じられるように傍聴席と議員席との高低差を少なくし、乳幼児を連れて傍聴できる特別席もつくられた。
最上階まで達する中央部の吹き抜けを軸に各課を配置。利用目的に応じて自在にレイアウト変更が可能なオープンフロアになっている。高レベルの庁舎機能や将来も長く使える耐久性などを備えていることも新庁舎の特徴だ。八幡山公園の緑と面する4階から7階までの吹き抜け南側にコミュニティラウンジがあり、市民と職員の協働スペースとして打ち合わせに利用できる。税務署は2階と3階の西側半分に入居する。
8日の完成式典は落合克宏市長と歴代市長、市の功労者らが出席して午前10時から行われる。市民を対象にした見学会は午後1時から4時まで(受付は午後3時30分まで)。事前申し込み不要で、時間内なら誰でも自由に見学できる。
1期工事完了に伴い、旧庁舎からの引っ越しが今月下旬に始まる。新庁舎低層部と駐車棟の建設、外構工事の2期工事は8月着手。全体の完成は16年3月を予定している。
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