神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

中学生医療費 無料化へ1億2千万円試算 市長「任期中の早い時期に実現」

政治

公開:2015年6月18日

  • X
  • LINE
  • hatena

 落合克宏市長は市議会定例会で、小児医療費の無料化を中学3年生まで拡大した場合の試算について「現行の小学生と同じように所得に応じて実施する場合は約1億2千万円程度、所得に関係なく無料化すると約2億円程度の費用が必要と考えている」と述べた。

 11日、伊東尚美議員(公明ひらつか)らの総括質問に対して答弁した。

 小児医療費を中学生まで無料化する施策は、市長が4月の統一地方選で公約として訴えていた。市長は答弁で「財源確保への努力のほか、システム改修など事務的な課題を十分検討し、できれば任期中の早い時期に実現していきたい」と早期実現に意欲を語った。

 市は現在、入院と通院でかかる小児医療費について、未就学児には所得に関わらず助成、小学生には所得制限を設けて助成し、無料化している。中学生は入院費のみ所得制限の枠内で助成されているが、通院費は助成されていない。

 市の小児医療費は2015年度の一般会計当初予算で、7億6648万円が計上されている。中学生の通院まで医療費の無料化を拡大するためには、市の試算で約1億2千万円〜2億円の費用が上乗せされる。

 市長はこの財源について「経済活動の元気度を高めて税収を増やす一方、市の事業をチェックし、選択と集中など、経済活性化と行財政改革の両輪で生み出したい」と話している。

 小児医療費の助成は、各自治体が対象年齢や所得制限などの基準を独自に設けられるため、子育て世帯から居住地選択の材料とされるなど、都市間競争の様相を呈している。

平塚・大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

小規模特認校に指定

平塚市立土屋小学校

小規模特認校に指定

市内全域から児童受け入れ

5月16日

花で飾るダイバーシティ

嬉々‼クリエイティブ

花で飾るダイバーシティ

障害の有無超え100点展示

5月16日

119番通報を映像で

平塚市

119番通報を映像で

システム導入で的確に

5月9日

ウクライナに道場分室

日本空手協会相州二宮

ウクライナに道場分室

英語で交流「いつか日本に」

5月9日

5月5日は「相模国府祭(こうのまち)」

5月5日は「相模国府祭(こうのまち)」

近隣6社が大磯に参集

5月2日

愛称「ひらつかシーテラス」

湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン

愛称「ひらつかシーテラス」

オープンは10月31日予定

5月2日

あっとほーむデスク

平塚・大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚・大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年5月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook