虹ケ浜在住のプロボディボーダー、近藤義忠さん(34)が、12月6日から13日にチリのイキケで開催される「2015世界ボディボード選手権」の日本代表に選出された。17日、平塚市役所で落合克宏市長に大会出場を報告し、「慣れ親しんだ平塚の海で培った経験を生かして日本代表の一員として頑張りたい」と意気込みを語った。
同大会は、プロやアマチュアを問わず各国の代表が出場するボディボード界主要タイトルの一つ。個人種目とポイント制による国別対抗によって争われ、7人の日本代表が選出された。
近藤さんは浜岳中学校在学時の14歳でボディボードをはじめ、4年後にプロへ転向。2002年から05年まで4年連続で国内タイトルを獲得した実績を持つトッププロ。同選手権には過去2回出場し、11年には6位に入賞するなど、国内外での成績が日本サーフィン連盟から評価され、3度目の代表入りを果たした。
大会は、1グループ4選手が技の難易度や完成度を採点で競い、得点上位2選手が次のラウンドへ進出するトーナメント方式。近藤さんによると開催地のチリは、うねりの強い大きな波が立ちやすく、「チューブ」と呼ばれる波のトンネルをくぐり抜ける「チューブライディング」や、波のうねりを利用して繰り出す後方宙返りなどの大技が決まれば、高得点の対象になるという。
表敬訪問で落合市長から激励を受けた近藤さんは、「長い競技生活で培った経験が良い波の見極めに生きてくるはず。得意のチューブライディングを流れよく決めて金メダルを狙いたい」と話していた。
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