東海道の宿場町として栄えていた本宿地域に活気を呼び戻そうと、商店主ら有志12人が「ひらつか本宿会」を結成した。地域活性に取り組んでいく。11日には、初のイベントとなる「ひらつか本宿会おひろめいち」を開催した。
同会の発足は、地元商店2店舗が2014年にハロウィンイベントを開催したのがきっかけ。地域と商店の顔の見える関係づくりが共感を呼び、参加店の輪が広がった。会員はラーメン店や牛乳販売店、リフォーム会社などを営む30代〜50代の商店主らが中心。同会の一員で、本宿で音楽雑貨専門店を営む大谷郷城(おおたにさとき)さん(41)は「商店会や自治会などの枠を超えて、地域の支え合いや商業活性につながる組織を作りたかった」と説明する。
今後は商店を周遊してもらうスタンプラリーや、露店で各商店の魅力をPRする夜市など、定期的なイベントを通じて地域交流の場を提供する。地域の関係性を密にし、防犯対策や互助形成にも役立てる。
11日のイベントでは、飲食や物販など全7店舗が出店。餅つきや書き初め大会なども行われた。本宿に住む北村由美さん(40)は「夏祭り以来の盛り上がりで楽しかった」と話した。
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>