神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2016年9月29日 エリアトップへ

ふるさと納税 4月から返礼品を発送 「平塚の魅力発信」に期待

政治

公開:2016年9月29日

  • X
  • LINE
  • hatena

 平塚市は市外から寄せられた「ふるさと納税」に対して、返礼品の発送を開始する。来年4月3日以降の寄付が対象となる。市では業務を一括で委託する事業者を公募中で、10月中をめどに決定したい考えだ。

 「ふるさと納税」は、任意の自治体に対する寄付金をさす。生まれ育った故郷と納税している自治体との地域間格差を是正するため2009年度に始まった。 寄付額のうち2千円を超える部分について、所得税法と地方税法上の計算式に当てはめ、所得税と住民税の控除が受けられる。

 市民税課の試算によると、例えば400万円の収入がある独身のサラリーマンの場合、寄付額の目安は4万3千円で、2千円を差し引いた4万1千円が税の軽減額となる。

 一方、寄付した自治体からは「返礼品」が贈られることが多い。総務省の発表によると昨年度は47都道府県と1741市区町村のうち、9割にあたる1618団体が返礼品を発送している。海の幸や高級和牛、温泉の優待券など、返礼品の中身もさまざま。相場は寄付の半額程度と言われ、この「お得感」がふるさと納税の人気を助長してきた。

 制度の過熱ぶりを静観し返礼品を見送ってきた平塚市だが、ここへ来て方針を転換。来年度の「参入」を目指している。

 市財政課によると、今年の転入・転出者アンケートで「平塚に対するイメージがない」との回答が多かったといい、同課担当者は「平塚らしさが詰まった返礼品で魅力を発信できればと考えた」と説明する。

 県の市町村課によると、9月現在で返礼品を送っていない県内の自治体は平塚市、横浜市、相模原市、藤沢市、大和市、座間市、開成町。開成町は11月、相模原市は12月をめどに発送を開始する見通しだ。

 平塚市では、10月中に発送業務を委託する事業者を決定し、11月中旬には返礼品を提供する企業や商店むけに説明会も開く予定。

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

平塚版のトップニュース最新6

現金は総額3,800万円

平塚署管内23年遺失物

現金は総額3,800万円

557万円は県収入に

4月25日

台湾の学生と国際交流

平塚江南高校

台湾の学生と国際交流

昨年の訪台縁で招待

4月25日

冷凍食品を子ども食堂へ

フリーデン

冷凍食品を子ども食堂へ

県、フードバンクと3者連携

4月18日

岡崎の歴史 カルタで伝承

岡崎の歴史 カルタで伝承

住民有志が制作

4月18日

八幡交番、来年3月で廃止

平塚署

八幡交番、来年3月で廃止

四之宮と統合へ

4月11日

市内3カ所目の設置

平塚中央ライスセンター

市内3カ所目の設置

金田・岡崎・旭エリア請け負う

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook