平塚市在住のプロテニスプレーヤーで、リオ五輪にダブルスで出場した穂積絵莉選手(22)の報告会(福澤正人実行委員長)が1日、ホテルサンライフガーデンで行われた。地元企業の代表や市テニス協会、落合克宏市長など、95人が参加した。
穂積選手はなでしこ小、浜岳中学校の出身。通信制の高校に通いながら国内外の大会に挑んだ。高校卒業間近の2012年1月にプロ転向。14年の仁川アジア大会ではシングルス・団体で銅メダルを獲得するなど、頭角を現してきた。
リオ五輪では1回戦で全仏オープン優勝のフランス代表、ガルシア・ムラデノビッチペアに勝利。ロシア代表との2回戦は、隙を捉えきれず、惜敗した。リオ五輪公式ユニホームで登場した穂積選手は「悔しさもありましたが、トップクラスの選手に尻込みせずに、力を出せたことは自信になりました」と振り返った。
オーストラリアやカナダ、台湾など各国を飛び回り、大会出場している穂積選手。実行委員会は「報告会で集めた参加費の余剰金を、自己負担で賄っている海外遠征のための渡航費などに充ててほしい」と、穂積選手に寄付した。
穂積選手は「商店街に掲出された幟など、地元からの声援はとても力になった」と感謝していた。
同日、後援会「穂積絵莉サポーターズクラブ」の発足も発表された。後援会費は遠征費、強化費に充てられるほか、親睦会の開催も予定されている。問い合わせは同事務局【メール】info@erihozumi.comへ。
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