養豚から豚肉の加工・流通、飲食までを一貫経営で展開する(株)フリーデン(森延孝代表取締役社長)は、湘南ベルマーレを応援しようとクラブと共同でレトルト食品の「湘南ベルマーレカレー」を開発、今月9日から販売を開始している。
湘南ベルマーレカレーは、同社の銘柄豚「やまと豚」と40種類のスパイスをブレンドして仕上げた中辛カレー。iTQi(国際味覚審査機構)から、2年連続で三ツ星を獲得したやまと豚の旨みと香り高い風味が特徴で、売り上げの一部がクラブの支援金に充てられる仕組みだ。
同社関係者は「本格的で美味しいカレーに仕上がりました。たくさん食べてチームを応援しよう」と呼びかけている。
商品開発は、クラブへの支援をビジネスに繋げることを目的とした、ベルマーレ主催のパートナーミーティングがきっかけ。同社は、昨年12月に開かれたミーティングで共同開発を提案。役割を分担し、マスコットキャラの「キングベル」を用いたパッケージデザインと試食をベルマーレが担当し、このほど商品化にこぎ着けた。
店頭での一般販売を前に同社は3日、ベルマーレのホームゲーム(レノファ山口FC戦)で限定1000個の先行販売を実施したところ、およそ1時間で500個前後を売り上げる盛況ぶり。なかには「クラブの支援になるのなら」と、一人のファンが10個を購入するケースもあり、同社関係者も「想像以上の反響だった」と驚いた。
同商品は9日から、市内の「しまむらストア」(一部店舗除く)やJA湘南あさつゆ広場、ひらつか市民プラザなどで販売されている。今後はベルマーレがホームタウンとする7市3町への販路拡大の検討や平塚市のふるさと納税の返礼品にもラインナップ予定だ。
また常温でも保存できることから、同社では「帰省時の土産品や企業間などの贈呈用品として活用してもらえたら」と期待を寄せていた。
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