市内全小学校の普通教室でエアコン整備が完了し、夏休み明けの登校日から稼働する見通しだ。
落合克宏市長は先月26日の記者会見で「数年前から夏の暑さへの対応が課題になっていた。快適な環境で授業ができるようにする」と述べた。
市は学習環境を改善するため、普通教室のエアコン完備を目指している。2017年度はみずほ小で校舎増築に伴い先行整備され、残り27小学校は今年5月に着工。夏休み明けの8月30日から使用できるように完了する。
全517教室に整備されたエアコンは日立製の976台。工事費や保守料を含む10年19億9273万円のリース契約を日立キャピタルと結んだ。リース期間満了後、エアコンは無償譲渡される。
一方、中学校の普通教室は19年度の夏休み明けから使用できるよう着手する見通し。全15中学校の249教室に484台を設置する予定で、8億8824万円の費用を見込んでいる。
市長は「この夏の猛暑を考えて、前倒しの設置が可能かどうかを検討する」と述べ、早期設置を目指す姿勢も示している。
小中学校の音楽室・図書室・コンピュータ室の特別教室と、保健室・職員室・校長室・事務室の管理諸室には既にエアコンが整備されている。
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