新型コロナウイルスの影響で様々なイベントが中止や延期を余儀なくされるなか「湘南ひらつか七夕まつり」の開催可否の判断も迫られている。落合克宏市長は25日、「通常の開催は難しい」との見解を示した。きょう2日に開かれる実行委員会で対応を協議する。
本日2日の実行委で協議
平塚を代表する七夕まつりは、戦後復興祭を引き継ぎ、1951年に第1回目を開催した。以来、1度も中止することなく今年は70回目の節目だった。東日本大震災が発生した2011年は中止も検討されたが、規模を縮小するなどして開催にこぎつけた。
しかし、新型コロナウイルスの影響で今夏の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の延期が決定。落合市長は25日の記者会見で「通常の開催は難しい」と七夕まつりの開催可否について初めて公の場で言及した。
通常以外の開催について「想定できない」としていることから中止の公算が大きい。
落合市長は4月2日に実行委員会(福澤正人委員長)を開き、話し合いで対応を決めることを明言。「来場者、市民の安全確保が第一。状況にそった形で考えてもらいたい」と述べた。
昨年の七夕まつりは、7月5日〜7日の日程で開かれ、3日間で延べ155万人が来場した。関係者は「不特定多数の来場者の往来があり、密着状態が生まれてしまう。飲食も伴う祭りなので開催するのは難しいのでは」と話す。
今年は7月3日〜5日の日程で開催することが決まっていた。準備も進んでおり、「織り姫」は応募受付が終了しセレクションを実施する予定だったがコロナで延期に。市民飾りやボランティアの募集は現在も受け付けている。
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