東京・大手町―箱根・芦ノ湖間を往復する新春の風物詩「第98回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」(関東学生陸上競技連盟主催)が、1月2日(日)と3日(月)に行われる。地元・東海大学陸上競技部駅伝チーム(両角速駅伝監督)は、入賞を目指す。
箱根駅伝は、東京・大手町から箱根・芦ノ湖間の往路5区間107・5Km、復路5区間109・6Kmの10区間217・1Kmで競う学生駅伝競走。シード権を持つ前回大会上位10校と予選会通過10校、関東学生連合チームを加えた21チームが出場し、選手層の厚さとチームの総合力が問われる大会となっている。
2019年に創部初の総合優勝を果たした東海大学は、今大会に4年生4人、3年生5人、2年生3人、1年生4人がエントリーしている。
昨年、一昨年のチームを支えた主力の卒業に加え、けがが長引きメンバー入りを逃したエース・石原翔太郎選手を欠いての厳しい戦いになる。
大学三大駅伝と称される出雲駅伝9位、全日本大学駅伝12位となった東海大学は、走り込みを強化し箱根駅伝に照準を合わせたトレーニングを行ってきた。「選手たちが自信を持てるだけの距離は踏んできた。4年生がキーマンになると思う。ポイントは1〜3区でいかに粘れるか」と両角監督は話す。
陸上競技人生最後のレースとなる主将の本間敬大選手は、「1年間しっかりチームを作っていこう」と心がけてきた。1・2年時はけがに泣いたが昨年メンバー入りし、粘り強い走りを持ち味としている。「今まで以上に思い入れの強いレース。どんな状況であってもチームを救えるような悔いのない走りをしたい」と語った。
エントリー16選手紹介
大会にエントリーされた全16選手は次の通り(【1】出身高校【2】1万mベスト記録)。
■4年生
▽市村朋樹/【1】埼玉栄(埼玉)【2】28分03秒37▽長田駿佑/【1】東海大札幌(北海道)【2】31分55秒62▽本間敬大/【1】佐久長聖(長野)【2】29分14秒44▽吉冨裕太/【1】大牟田(福岡)【2】28分49秒83
■3年生
▽金澤有真/【1】仙台育英(宮城)【2】28分48秒76▽川上勇士/【1】市立船橋(千葉)【2】28分59秒60▽杉本将太/【1】東海大市原望洋(千葉)【2】29分16秒89▽竹村拓真/【1】秋田工業(秋田)【2】28分54秒56▽松崎咲人/【1】佐久長聖(長野)【2】28分39秒46
■2年生
▽入田優希/【1】九州学院(熊本)【2】29分02秒30▽神薗竜馬/【1】鹿児島実業(鹿児島)【2】28分42秒61▽溝口仁/【1】創成館(長崎)【2】28分24秒48
■1年生
▽梶谷優斗/【1】滋賀学園(滋賀)【2】28分27秒77▽越陽汰/【1】佐久長聖(長野)【2】28分48秒37▽水野龍志/【1】小林(宮崎)【2】30分05秒07▽吉田響/【1】東海大静岡翔洋(静岡)【2】29分42秒42
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