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5歳児健診 9月から実施 発達度合い把握 早期支援へ

公開:2013年8月22日

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 発達に課題が見られる子どもの早期支援につなげようと、市は任意の5歳児健診を開始する。9月上旬、保護者に対して子どもの行動や生活状況をたずねる健診票を配り、支援が必要とされる場合は専門相談機関による助言や指導、医療機関の紹介などを行う。

 来年4月1日までに5歳になる子どもが対象。事業に協力する市内20カ所の保育園・幼稚園に通う年中児のほか、協力園以外に通っている場合も、保護者が希望する際は受診できる。

 健診票には、児童の発達評価に広く用いられる子どもの強さと困難さアンケート(SDQ)を使用。「他人の気持ちをよく気づかう」「仲の良い友だちが少なくとも1人はいる」など、25項目の質問に3段階の評価で回答する。市と市医師会が共同で作成した質問票も配布するが、今年度の健診評価にはSDQの結果のみを反映させるという。

 アンケートをもとに市子ども発達支援室「くれよん」が判定し、支援が必要と見られる子どもについては、園の職員も健診票に記入する。11月上旬、受診者全員に結果を通知し、保護者の希望があれば、同支援室の臨床心理士、言語聴覚士らによるアドバイスや、ソーシャルスキルトレーニング、園と連携した支援などに移行する。

 5歳児健診に向けては2011年度、市医師会が必要性を調査するため、5歳児575人を対象に健診を実施。支援が必要と思われる子どもは9%に上ったという。市では、医師会からの全市的な取り組みに対する要望を受け、今年度から健診の導入を決めた。行政主導による同様の事業は、川崎市、鎌倉市に次いで県内3例目。

 同支援室は「お子さんが学校生活をより良く過ごすためには適切な対応が重要。必要に応じ、就学に向けた取り組みを一緒に考えていきたい」と、積極的な受診を呼び掛けている。

 問い合わせは同支援室【電話】0463・32・2738。
 

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