相模小移転へ 基本計画策定 2018年4月の開校めざす
平塚市は20日、相模小学校移転に関する方向性をまとめた基本計画を発表した。同計画を基に、2014年・15年度に基本・実施設計、16・17年度に建設工事を進め、18年4月の開校を目指す。概算工事費は25億円を見込んでいる。
基本計画によると、移転予定地はツインシティ大神地区土地区画整理事業の計画地区内にある大神公民館東側の保留地。ツインシティ計画を見据え、人口重心に近接する位置とした。
移転後の通学区域については、田村地区の児童は全て神田小学校通学区域に編入する見通し。300人の児童数を想定した施設規模とし、ツインシティ計画による人口増加も考慮して470人まで対応できる施設計画とする。市担当課によると学区の再編成については今後、通学区域再編成委員会を設け、学校や地域住民と共に進めたいとしている。
計画には、ツインシティが目指す環境共生モデル都市をにらみ、省エネに配慮した校舎づくりや周辺農水路を活かした教材園の設置などエコスクール化も盛り込まれた。他にもパソコンや電子黒板などの情報通信技術の充実を目指すほか、災害時に避難所としても活用できるよう誰もが使いやすいユニバーサルデザインにする。
相模小学校は旧神田中学校の校舎を利用して、神田小学校に隣接する形で1976年に開校。現在は大神・吉際・田村地区の一部の児童が通学している状況で、通学児童の多く住む大神地区に小学校がないことから、学区の再編や隣接状況の解消を求める要望が地域住民から寄せられていた。
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