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平塚版 公開:2014年8月7日 エリアトップへ

松原自治連 避難所に再生エネ灯 太陽光と風力で災害時もピカッ

社会

公開:2014年8月7日

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設置した街路灯。頂上の風力タービンが回る
設置した街路灯。頂上の風力タービンが回る

 松原地区自治会連合会が1日、太陽光と風力エネルギーで発電するユニークな街路灯を、地元の災害避難所とされている松原小学校の校舎前に設置した。

 同自治連の猪◎位会長(61)は「災害でライフラインが止まった時でも避難所の明かりが確保できる。校内も明るく照らしてくれるので、日常の防犯対策にもなる」と話している。

 この街路灯を施工したのは、市内に本社を構えるLEDメーカー「アイ・トウカイ」(大倉拓也社長)=宮の前。太陽光と風力を活用した自立式ハイブリッド街路灯を企画・製造し、川崎市浄水場をはじめ県内外で設置実績を持つ。同社は災害時に避難所を示す目印に有効だとして、同自治連に街路灯を紹介した。

 この街路灯は高さ約3・5mで、風力タービンと太陽光パネルを搭載。1週間分の蓄電能力を備え、非常用電源としても利用できる。猪◎会長は「自治会に発電機はあるが、避難所に持ち込むのも手間がかかる。電力の確保にも役立てたい」と話している。

 また、街路灯の設置に協力した松原小学校の志村浩校長も「太陽光や風力エネルギーによる発電を身近に見ることで、子どもの環境教育にも良いのでは」と話す。

 猪◎会長は「東日本大震災をきっかけに防災意識が高まったが、喉元過ぎれば熱さ忘れるというのではいけない」と自主防災の重要性について語っていた。

 ※◎は月へんにつくりが口に天
 

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