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平塚版 公開:2017年6月1日 エリアトップへ

平塚競輪場 50年ぶりの建て替え終わる メーンスタンドが完成

文化

公開:2017年6月1日

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建て替えを行ったメーンスタンド(右)と第1コーナー棟
建て替えを行ったメーンスタンド(右)と第1コーナー棟

 老朽化により、平塚市が整備を進めていた平塚競輪場のメーンスタンドが完成し、先月24日に報道関係者向けに内覧会が開かれた。完成したメーンスタンドは、6月15日の第68回高松宮記念杯競輪(岸和田競輪場)の場外発売から利用を開始する。

 新メーンスタンドは鉄骨造5階建て。延べ床面積は約1万1580平方メートル、収容人数は約6000人。1・2階は一般席で、シアターエリアには、国内競輪場では最大級の350インチの大型モニターを設置したほか、女性やファミリー層に配慮した授乳室やキッズルームを設けた。3階は516席の特別観覧席、4階には3部屋の個室を備えたロイヤル席で、貸し出し制の専用タブレット端末から車券を購入する在席投票システムが導入された。

 また津波などの災害時においては一時避難所としての機能を持たせ、地域住民1000人が上層階に避難できる非常階段や防災倉庫を設置。停電時には発電設備で電力を賄える。

 メーンスタンドの整備事業は、2008年の耐震診断で、1967年に建設された施設の耐震不足が発覚したのがきっかけ。整備方針に「安心・安全で快適な観戦」「地域に開かれた施設」「コンパクトで環境負荷低減を踏まえた施設」といったコンセプトを盛り込み、15年9月に着工。総事業費は約38億6500万円(本体工事のみ)で、競輪事業で積み立てた整備基金と国の交付金を充てた。

 内覧会に出席した落合克宏市長は、競輪界全体の入場者数や売り上げの減少傾向に触れ、「快適な観戦環境で、サイクルスポーツの臨場感や魅力を幅広い世代に提供し、競輪界全体のイメージアップを率先して図りたい」と話していた。

 完成したメーンスタンドは、6月4日に港地区自治会を対象とした地元住民内覧会、10日に竣工記念式典を実施。平塚競輪場の本場開催は、19日の「ジャパンカップ」から。12月には競輪界で最上位のレースに位置づけられる「KEIRINグランプリ」が行われる。
 

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