平塚市は27日開会の市議会定例会に、市民センターの解体設計費などを盛り込んだ一般会計補正予算案を上程した。10月に起こった台風の災害復旧や、ペットの糞尿処理に関する条例、指定管理者の選定などの議案も提出されている。
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総額4291万円の一般会計補正予算案には、新文化センター整備に伴う市民センターの解体工事に関する設計委託料300万円を計上した。設計は2018年度までを予定、総額1200万円を見通す。
また、湘南スターモール商店街アーケードを修繕するための補助金として238万円、市の認定した新規就農者を開業支援する農業次世代人材投資資金112万円なども盛り込んだ。
10月22日に発生した台風21号について、市は、災害復旧費を専決処分で予算措置したとして、議会に承認を求める。河川敷にある馬入ふれあい公園の天然芝サッカー場の復旧に2210万円、大神スポーツ広場の3200万円をはじめ、公共施設の修繕費など総額7061万円を計上していた。
平塚市さわやかで清潔なまちづくり条例の改正案では、動物の飼い主が糞だけではなく尿の適正処理もするように条文を追加、罰則は上限2万円から5万円に引き上げる。来年6月施行を目指している。
指定管理の選定では、市営火葬場の平塚市聖苑と湘南ひらつかビーチセンターの管理団体を指定。ビーチセンターは、長年にわたり管理者を務めていた湘南ベルマーレ主体の事業体ではなく、相模原市に本拠を置く「平塚海岸魅力促進共同事業体」が新たに指定されている。
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