盾を持つ礒貝さん（上）と入賞作品
大野小学校２年生の礒貝彩希（あやの）さんがこのほど、第35回「ＷＥ ＬＯＶＥトンボ」絵画コンクール（朝日新聞社・朝日学生新聞社主催）の小学２年生の部で最優秀賞にあたる文部科学大臣賞を受賞した。礒貝さんは「賞がもらえてうれしい」と笑顔がはじけた。
入賞したのは、クレヨンと絵具で描いた「夕やけ空で にこにこ なわとび」。７月に家族で平塚海岸を訪れた際に見かけたトンボをヒントに、時間の経過とともに移り変わる夕焼けの色合いと、その中で縄跳びをするシオカラトンボと自分を色鮮やかに描いた。
礒貝さんは「羽の形は図鑑を見ながら描いた。夕焼けの色を作るのが難しかった」と話す。
もともとは虫が苦手だったという礒貝さん。馬入水辺の楽校などの自然遊びに参加するうちに、生き物を観察したり、触ってみたりするのが楽しくなった。今年の夏、コクワガタを飼育した経験から「次はクワガタを描くかも」と意欲を見せていた。
同コンクールは全国の小中高校生を対象に「トンボ」の絵を募集。14万点以上の応募があった。
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