平塚市では、子育て世帯に対し児童１人当たり10万円相当の支援を行う国の臨時特別給付金について、現金５万円を先行給付するための準備を進めている。
対象は令和３年９月分の児童手当が支給されている児童、令和３年９月30日時点で高校生である児童、令和４年３月31日までに生まれた児童手当支給対象となる児童（新生児）。さらに市では独自に、令和４年４月１日に生まれた新生児に対しても支給を検討しているという。
平塚市では約２万４０００世帯（約３万９０００人）が対象となる見込み。所得制限は「児童手当」と同様の基準になるため、市では現在、対象の世帯を取りまとめているところだ。
児童手当の受給者（約１万６０００世帯）は、口座に直接振り込む「プッシュ型給付」を採用。12月13日から通知を順次発送しており、12月24日（金）ごろから「対象児童数」×「５万円」を児童手当等の登録口座に支給する予定という。市では、「支払通知書は発送しないため、通帳等でご確認ください」としている。
対象外の16〜18歳の子どもがいる約８０００世帯には、「申請型給付」で支給。年内に届出書を送付予定で、審査後１月下旬ごろから順次振込を開始するという。
残りの５万円について市では、「クーポン支給にするか現金支給にするか検討中で、具体的な方針等が決まり次第、ホームページなどでお知らせします」としている。
問い合わせは市こども家庭課【電話】０４６３・２１・９８４４へ。
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