湘南ベルマーレは、1994年の天皇杯以来2度目の主要タイトル獲得となった「2018JリーグYBCルヴァンカップ」の優勝記念碑を市総合公園の流れの広場に建立した。Jリーグ第6節のホームゲームが行われた6日、キックオフ前に除幕式を催し、大勢のベルマーレサポーターが祝福した。
記念碑は高さ180cm、幅60cm、厚さ12cm。ベルマーレの頭文字「B」を全体のデザインに反映し、上部に黒御影石製の優勝トロフィーがあしらわれた。眞壁潔会長がホームスタジアムのある市総合公園内への設置許可を市に求めて実現した。
除幕式には眞壁会長と落合克宏市長のほか、秋野央樹選手、鈴木国友選手、山口和樹選手も出席。司会を務めた元選手の島村毅さんによるカウントダウンの掛け声に合わせて幕が開けると、サポーターから拍手と歓声がわき起こった。
眞壁潔会長はあいさつで、「祝賀会を開けなかったので、記念のモニュメントを残したかった。優勝の記憶が皆さんの心の中に末永く残り、未来ある子供にも喜んでもらえたらうれしい」と話した。
ファンの間に歓喜再び 選手も連覇を宣言
記念碑建立には多くのファンも喜んだ。サポーター歴12年の男性は「経営面や降格で苦しくても這い上がり、ようやく獲得したタイトルなので本当にうれしい。優勝した瞬間は涙が出た」と声を弾ませた。
ベルマーレのルヴァンカップ優勝は、激闘の連続だった。準決勝の柏レイソル戦は追いすがる相手をPKで辛くも退け、決勝戦は横浜F・マリノスの猛攻を凌いで杉岡大暉選手の挙げた先制点を守り切り、24年ぶりのタイトルを獲得した。
決勝戦で先発メンバーとしてピッチに立った秋野央樹選手は「かっこ良い記念碑を見て優勝できて良かったと思う。これからもタイトルを獲って記念碑を増やしていきたい」と力強く宣言していた。
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