戸川住みよいまちづくりを考える会 意見広告 市民の力を集め、未来に誇れるまちづくりを 「秦野住みよいまちづくり協議会」が結成!
秦野市の矢坪沢整備事業とは
秦野市は、戸川土地区画整理事業計画の関連事業の一つである矢坪沢整備事業の概略について、2020年10月15日付け市長名で、自治会回覧により「樹木を全伐採し、沢を埋めてコンクリート護岸による水路整備」を戸川住民に提示しました。この計画では、防風林としての役割も、自然や環境及び生態系も根こそぎ破壊するものです。
河川法の基本は「多自然川づくり」
河川法施行令では、河川環境の整備と保全について「流水の清潔の保持、景観、動植物の生息地又は生息地の状況、人と河川の豊かな触れ合いの確保などを総合的に考慮すること」と定め、河川の整備は多自然川づくりが基本であるとしています。
また、河道計画の技術基準の通知では、多自然川づくりは「河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史・文化との調和を配慮し…河川の管理を行うこと」と規定し、多自然川づくりは全ての川づくりの基本であると定めています。秦野市が住民に提示した矢坪沢整備事業計画は、法律に抵触するものです。
「多目的自然公園づくり」構想
戸川住みよいまちづくりを考える会は、自然と環境を保全した河川法の多自然川づくり整備により、矢坪沢の防風林の役割を保ち、地域の暮らしや歴史・文化などを大切にし、且つ環境や景観に配慮した「多目的自然公園づくり」構想を提案しています。
私たちの構想は、矢坪沢の巨木並木と緑の環境を活かした公園づくりで、市民が憩える場として、子供たちが自然を学ぶ「教育の森」として、また観光客が緑豊かな環境の下で自然を満喫できる「多目的自然公園づくり」による矢坪沢の利活用の提案です。
現在の到達点は
2021年3月市議会で露木市議の質問に、高村副市長は「水路整備は国の多自然川づくり基本方針を参酌し、できるだけ自然環境に配慮した整備が望ましい」と法律に基づく答弁をさせたことは大きな前進ですが、市長名による自治会回覧は撤回しません。
5月27日、県平塚土木事務所との話し合いで、課長は「法に基づく問題はきちんと指導する」と回答しました。
話し合い重視の「協議会」に参加
矢坪沢の樹木の伐採やコンクリート護岸の水路整備は、秦野市民全体に関わるまちづくりの問題であり、5月29日に結成された「秦野住みよいまちづくり協議会」(山本哲史代表)に考える会も参加し、多くの団体や個人に入会を呼びかけながら市民と行政の話し合いを基調に進めることを決めました。
市民の皆さん、「みんなで要求を持ち寄り、話し合い、みんなで行動」して未来に誇れる住みよいまちづくりをご一緒にできることを、心からお待ちしております。
戸川住みよいまちづくりを考える会
TEL:0463-75-2836
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>