意見広告・議会報告
県政報告【2】 県民への医療提供体制の充実に取り組む 神奈川県議会議員 谷かずお
産院等の医療体制の確保
昨年10月に開催された第3回定例会で私は、安心して子どもを生み育てることができる社会の実現に向けて、県内の医師の数に偏りがあるなか、産科や小児科の医療提供体制の確保について質問趣意書を提出しました。
黒岩祐治知事からは「県民から身近な地域に分娩施設や小児科が必要との声も多く、令和5年度6月補正予算において、新たに産科・小児科施設を整備する医療機関等(秦野市)への補助事業を計上した。また県内の産科等の医師が少ない地域から多い地域へ逆流出する事がないように補助の条件を設定している。県では、この補助事業の活用が進むよう各地域での調整を支援していく。こうしたことにより県内の産科等の医療提供体制の確保にしっかりと取り組んでいく」との回答を得る事ができました。知事の回答で注目すべき点は、県内の産科・小児科の医師の少ない地域(県西部域のような)から多い地域へ逆流出する事がないように補助の条件を設定していただいた事と考えます。
河川の安全対策
また、私が所属する建設・企業常任委員会では、昨年8月20日、水無川周辺で局所豪雨が発生し、急な増水により水遊びをしていた方々が流された水難事故について質問しました。
砂防課長からは「県の管理する河川において散策路などの親水施設等に警報装置等を設置しているが、それを上回る急な増水であった。今後防災部局とも連携し河川の安全対策の強化、推進に取り組んでいく」との回答を得て、現在の気候変動の早さを肌で感じているので、県内の河川整備はぜひスピード感を持って取り組むよう要望しました。私は今後も、広域自治体である神奈川県の役割が基礎自治体である秦野市に届くよう事業の推進に取り組みます。
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