県議会報告【18】 新企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」について 神奈川県議会議員 神倉ひろあき
第3回県議会において、県の新たな企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」が示されました。企業誘致は、地域経済活性化と雇用創出につながる重要な取組であり、私も施策の立案に積極的に関わってきましたのでご報告します。
■現行施策の課題点
秦野市内には、現行の企業誘致施策により4件の企業が新たに立地しましたが、現行の施策では、既に市内で操業している企業の再投資には補助金が交付されないなど大きな課題があると認識していました。
■私の主張
そこで私は、平成30年度県議会の産業労働常任委員会などの場で、今後の企業誘致施策のあり方について、市町村や企業の意見を踏まえて、県内企業の再投資に対する支援の強化を要望してまいりました。
■新たな施策
そうした中で、新たな施策では、市内の企業においても、事業拡張等の再投資を行う場合に、一定の要件を満たせば補助金の交付が受けられるという仕組みが実現したところです。また、地域により企業の立地件数に偏りがあるという課題の解消のため、ホテル・旅館の立地に際しては、現行の施策では、100室以上の客室を有する施設を支援の対象としていますが、横浜・川崎以外の地域においては、30室以上に緩和されました。
■今後の対応
秦野市では、新東名高速道路のスマートICの開設等に伴い、企業の立地をめぐる動きも活発化してくると思います。
私も、地域経済の活性化に向けて、県・市一体となった効果的な企業誘致の推進などに、全力で取り組んでまいります。
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