仲町台の「コミュニティカフェ マローンおばさんの部屋(岩永敏朗代表)」を会場に、勝田小6年生の五十嵐奏葉(かなは)さんと市川沙央梨さんが「仲町台さんぽのお仕事発表会」を開催した。
「仲町台さんぽ」は、もともと岩永代表と知り合いだったふたりが今年の1月から取り組む活動。仲町台にある店を訪ねて小学生の目線で取材したことを、フリーペーパーやYou Tubeで公開してきた。これまでは、パン屋や整体院など6店舗を取材した。
今回の発表会では、その集大成として全6店舗を一挙に発表。同所利用者や取材先の人など約30人を招いて開催された。五十嵐さんと市川さんは、パソコンでこれまで取材した店舗のインタビュー映像を流して発表を行った。「どうしてこの仕事を始めたんですか?」「どんなお客さんが多いですか?」などの質問に、店の人が丁寧に応える様子が上映されていた。
「障害者の人にも伝えたい」
会場となった同所は、主に精神障害を持つ人を支援する地域作業所。「仲町台さんぽ」は、一般の職業につくことが難しい人にも街の仕事を知ってもらいたいという思いもあって始められた。取材先の店には、今後障害者にも「仕事体験の場を提供してほしい」と協力を求める活動も行った。
市川さんは、「お店の人が取材などこころよく引き受けてくれて、みんなが優しい街だと思う」と感想を話した。
また、北山田から同所に通う鈴木朝春(ともはる)さんは、「障害があると、自分たちで壁を作ってしまうことも多いから、こういうきっかけをつくってもらえるととても嬉しいです」と話した。
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