都筑消防署(小林栄次署長)主体で7月23日、区内高齢者施設を対象にした防災意見交換会を行った=写真。
高齢者施設で火災が起こった場合、最優先されるのが入所者の安全確保。これまで火災発生時に避難活動が遅れ、利用者が命を落とすケースが全国で起こっている。今回は安全確保や救急隊との連携向上などを目的に、高齢者施設の責任者を対象に初開催された。
当日は21施設の責任者ら約30人が参加。同署が昨今の市内火災発生状況を話したほか、非常時にとるべき行動、避難誘導のポイント、地域との消防応援協定などについて説明された。参加者からは「消防訓練を企画する場合のポイントが理解できた」などの声があり、活発な意見交換がなされた会となった。小林署長は「今後は各施設が抱えている課題の解決に向けて、施設ごとに消防署が寄り添い対応していきたい」と話した。
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