航空撮影写真を使用し、港北ＪＣＴの説明をする寺山徹建設局長（写真右）
首都高速道路（株）神奈川建設局（寺山徹局長）は9日、来月18日に開通予定の横浜北線の全線を報道関係者に初公開した。
北線は横羽線・生麦ジャンクション（ＪＣＴ）と第三京浜・横浜港北ＪＣＴを結ぶ延長約8・2Kmの路線で、市内の首都高では最長となる横浜北トンネル（延長約5・9Km）が整備された。
当日の現場見学会で参加者はマイクロバスに乗車し、始めに生麦ＪＣＴを見学。その後、トンネル内で下車し、各種防災設備の設置状況などの説明を受けた。
そのほか、発災の被害拡大を防止する水噴霧設備や泡消火栓のデモンストレーションも実施。さらに、高速道路下の避難通路につながるすべり台体験も行われた＝写真右。最終目的地の横浜港北ＪＣＴでは航空写真のパネルを利用し、寺山局長が北線の接続を説明。「20年の東京五輪までに市と共同し、北西線（港北ＪＣＴ―東名高速・青葉ＩＣ）の整備を目指す」と話した。
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