駅からいずみ遊歩シリーズ61 泉(オアシス)探訪 いずみ中央駅から立場まで ※協力・オアシス21世紀の会
相鉄いずみ中央駅から曙橋に出てくると、左手に地蔵原の水辺が広がる。春はさくらを愛でる人達、夏は水遊びをする子供達で賑わいをみせる。土地の人の話だと地蔵原の地名はかつてはもっと広い地帯を指していたそうだ。
立場に向かって長後街道の右側を歩きだすと、最初の信号右手にこじんまりした丘の上に神明杜が立っている。鎌倉時代の武将、泉小次郎の城の鬼門除守護神として勧進したと伝承されている。同じ場所に蚕御霊神塔がある。経緯は案内板に詳しく書かれている。その下の方には庚申供養塔など数基並んでいる。
すぐ横は中和田村役場跡公園。シンプルなモニュメントには中和田村誕生の歴史が記されている。再び歩き出すと長後街道に架かる中和田さくら橋が見えてくる。右台地は中和田小学校で建てられた当時は、形が鶴の翼に似ているところから鶴翼校舎と呼ばれていたそうだ。立場の交差点を右に曲り、約200メートル先に和泉第二公園がある。その一角に小さな道しるべ、石仏が寂しげにしている。昔は往来する旅人の安全を見守っていたことでしょう。側面には「北八王子 江戸」、「西大山 厚木」と刻まれていた。
時間に余裕があれぱイトーヨーカドーで買い物やコーヒーでも飲まれてはいかがでしょうか。
(文・写真=竹村茂)
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