横浜市の食肉流通拠点である横浜食肉市場(鶴見区大黒町)が、4月から食品中の放射性セシウムが厳格化されたことを受け、新たな検査機器を導入するなど対応を図っている。
食品に含まれる放射性セシウムの基準値が4月から変更となり、牛肉の基準値は、これまで暫定的に定められていた1kgあたり500ベクレルから、100ベクレルと5分の1に厳格化。食品衛生法に基づく正式な基準値として設定された。
食肉市場では、昨年8月から全国に先駆け、牛肉の全頭検査を開始するなど、放射性物質の問題に関して対応を図ってきた。市場は、今回の新基準に合わせ、高性能の検出器を導入。「これにより、さらに精度の高い検査を行うことができる」としている。
直販会も実施
同市場では本日4月26日(木)、横浜に流通する食肉の安全を知ってもらおうと、PRイベントを企画。検査内容を紹介したパネル展やデモンストレーションに加えて、食肉の直販会なども行われる。
会場は横浜市役所1階市民広場で。時間は正午から午後1時まで。入場は無料。
詳細問合せは、横浜食肉市場(株)【電話】045・521・1171へ。
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