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ウォーキングマイレージ 120人が全コース踏破 最年長は86歳の杢代さん

社会

公開:2013年1月31日

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「やりがいがあった」と振り返る杢代さん
「やりがいがあった」と振り返る杢代さん

 緑区魅力づくり事業実行委員会(八木次夫委員長)が主催する「緑区ウォーキング・マイレージ」への応募が1月21日に締切を迎え、144人にのぼる参加者が常設された18コースをすべて踏破した。同実行委員会では「こんなにも多くの方が参加していただけるとは」と驚きをみせ、今年春からの第2段の開催へ向けた準備にも弾みがついている。

 同事業は、津久井や相模湖などに、日頃から登山やハイキングで訪れる人が多いことから、区の特長である豊かな自然を楽しみながら、健康的に歩いてもらうことを目的に企画。区内6地区で18コースを設定し、各コースの途中に設けられたチェックポイントにあるキーワードを書き写しながら、マイレージ(距離)を貯めいていき、規定のマイレージを貯めた人に認定証や記念品を贈呈するという内容だ。

86歳で全コース踏破

 昨年7月21日にスタートした同事業。1月21日に応募の締め切りを迎え、18コースすべてを踏破した(全127Km)「Oh!キング賞」は120人にのぼったほか、各地区1コースずつ合算で100Km以上踏破する「緑区1周de賞」には12人、常設コース50Kmを踏破する「潤水を踏破de賞」には12人の参加者があったという。

 「Oh!キング賞」に応募した120人の中で、最年長だったのが3月で87歳になる杢代光雄(もくだいてるお)さん(町屋在住=写真)。杢代さんは、定年を迎えた後から趣味で歩くことを始めた。「城山ワンツーウォークの会」にも所属し、これまでに色々な地域を歩いて回る同会の活動に60回以上も参加しているまさに”健脚”の持ち主だ。

 今回のこの事業がスタートしたと同時に、ウォーキング仲間を誘って早速チャレンジ。チャレンジ初日には設定コースのNo.1・No.2の2コースを1日でクリアしたという。「最初のコースでチェックポイントのキーワードを見落としてしまって苦労した。最初にこういう経験をしたので後からは楽だった」と笑って振り返る。各コースを歩きながら、もう一つの趣味であるカメラで写真を撮って歩いて回った。

 一番印象に残っているのはコースNo.4の大沢地区の”中ノ郷のヤツボと相模川コース”。「幼い頃、親から『水を大切にしろ』と言われていたのを歩きながら思い出した」。一方で大変だったのはNo.16の”藤野の峰山とやまなみ温泉コース”で峰山の下り坂が大変だったという。「歩き始めてから体調がよくなった。こうして目的があって歩いて回るのは楽しいし、やりがいがある。ぜひ次回も」と期待を寄せる。

 同実行委員会では「杢代さんがすごいのは、自宅からNo.11までのコースのスタート地点まで歩いていったこと。あの距離を足すとマイレージは大変なものになる」と驚く。重ねて「杢代さんをはじめ、これだけ大勢の方に参加していただけるとは思っていなかった。4月以降に第2弾も企画していきたい。コースを新設するかどうか検討中。ウォーキングの街として緑区の魅力にしていければ」と今後に意欲をみせている。
 

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