公益財団法人相模原市民文化財団は9月30日、プロ音楽家による「弦楽器五重奏演奏会」を相原小学校で開催した。児童たちの合唱とコラボ企画も実施し「本物の音はすごい」と、子どもから感動の声があがった。
同財団は、市内在住のプロ音楽家が所属する「相模原音楽家連盟」と協働して、市内小学校で演奏会を行う学校訪問授業を7年前から実施。「若い年齢の時から音楽に興味を持って欲しい」と、主に4年生を対象に、これまで48小学校で訪問授業を行ってきた。
相原小の演奏会では、5人の音楽家が同校を訪問。音楽室で、バイオリンやビオラ、チェロなどの弦楽器の説明や楽器ごとのソロ演奏を披露した後、五重奏の演奏を行った。その後、4年生が同校を代表して出場した相模原市連合音楽会で発表した合唱曲「ハッピーバースデー!を君に」を児童の合唱とコラボして演奏。プロの演奏を目のあたりにした児童からは「震えるくらい感動した」、「本物の音はすごかった」等の感想があがった。田中多輝子校長は「プロの演奏でしたが、児童が普段使用する音楽教室という場だったのでリラックスして聴け、演奏会には一体感がありました」と話していた。
同財団は今年これまで同校の他、緑区内では桂北・千木良小で演奏会を実施、10月20日には根小屋小を訪れる。同財団は「一つでも多くの学校を訪問して、感性豊かな年齢の子どもに音楽を届けたい」と話した。
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