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城山町祭囃子連絡協議会 初ホールで踊りの向上を 10団体500人余りが競演

文化

公開:2016年5月19日

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8月の川尻八幡宮例祭では各囃子連の山車が集結城山一の風物詩として最高の盛り上がりを見せる
8月の川尻八幡宮例祭では各囃子連の山車が集結城山一の風物詩として最高の盛り上がりを見せる

 城山町祭囃子連絡協議会(佐藤真佐昭会長)が主催する「第1回城山郷土芸能祭」が5月29日(日)午前10時から午後4時半、もみじホール城山で開催される。普段は山車の車上や、神社の境内など屋外で踊られることが多いお囃子。主催者は「音響施設が整ったホールで、お互いの囃子連の踊りを見せ合うことで、新たな発見や踊りの向上につなげたい」と期待している。

 神田囃子に起源がさかのぼる城山のお囃子。城山地区でのお囃子に対する熱は高く、多くの子どもが小学生の頃から、各地区の囃子連に所属。囃子連ごとに高齢者・福祉施設へ慰問して踊りを披露したり、中には3世代で加入する親子が多くいるなど、世代間をつなぐ重要なツールとしての役割を果たしている。

 1988年には、地区ごとに活動していたお囃子を組織として効率的に運営する目的で城山町祭囃子連絡協議会を設立。現在は、原宿はやし保存会、若葉台囃子連、谷ヶ原囃子連、春日はやし連、町屋はやし連、小松はやし連、都畑はやし連、久保澤囃子保存會、向原囃子連、中澤囃子連の10団体、648人が所属する。

 そうした中、「川尻八幡宮例祭」や「囃子の集い」など、お囃子を披露する機会が屋外しかなく、「大きなホールで発表する場を作り、踊りの向上につなげたい」と開催場所を模索。公益財団法人相模原市民文化財団の協力を得て、今回初めて、もみじホール城山で開催する運びとなった。佐藤会長は「数百年続くお囃子は城山の財産です。将来的には定期化して、地域を代表するイベントにしていきたい」と話す。

29日の午前10時開演

 当日は、北村美仁緑区長、八木大二郎県議などが来賓として来場し、10囃子連500人余りが参加。300人収容可能なホールの内、100席が一般開放される。申込不要で入場は無料だが、整理券が必要だ。佐藤会長は「祭りの最後には、『ザ・ラストステージ』と題した全囃子連が参加するイベントを企画しています。さらにあっと驚く仕掛けも用意していますので楽しみにしていて下さい」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは、佐藤真佐昭会長【携帯電話】090・3210・7198へ。

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