10月29日に神奈川日産スタジアムで行われた「ジュニアオリンピック陸上競技全国大会女子中学生B(2年生)100mハードル」で、市内から唯一大会に出場していた、相原中学校2年生の関口美桜さんが、見事初優勝を飾った。
台風の中、大雨、向かい風と悪条件が重なる厳しい条件下で行われた今大会。陸上部顧問の大金真一郎教諭は「体を温めたり、アップなど準備が大変だった」と振り返るが、出場全選手が寒さで体が動かず苦戦する中、予選は14秒86、準決勝は14秒44と関口さんはタイムを上げて通過した。迎えた決勝レースでは、「決勝は何が何でも優勝したかった。もてる力を全て出し切れた」と優勝候補である愛知県の強豪選手を振り切り、14秒57の好タイムで優勝した。関口さんは「小さい頃から、どんな分野でも日本一になるのが夢、今回達成できてとても嬉しい」と話す。
昨年までは短距離を専門にしていた関口さん。ハードルに挑戦して、1年足らずで日本一に輝いたが、大金教諭によると「スプリント能力が高く、まだまだ伸びる可能性が高い」という。まだ将来、スプリント、ハードルのどちらを専攻するかは決めていないが「来年の全中では100mHで13秒台のタイムを出して、優勝したい」と話した。
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