「こんな時こそ、笑い大事に」 文化プラザで逗子駅前寄席
逗子文化プラザのさざなみホールで3日、「みんなと一緒 手話で楽しむ寄席演芸」が行われた。主催は市民ボランティアで構成される逗子駅前寄席実行委員会。健常者も障がい者も一緒に笑いを通して楽しみを共有しようと昨年初めて開催。手話通訳や要約筆記、集団補聴システムなどのサポートを充実させ好評を博した。
今年は東日本大震災の影響も考え、イベント中止も頭をよぎったが「この寄席を楽しみにしているお年寄りがたくさんいる。こんな時だからこそ笑いも大事」と開催に踏み切った。会場にはオープン前から長蛇の列ができ、150人以上が来場する大盛況。落語のほか和太鼓やマジック、江戸紙切りなどが披露され、落語が始まると一際大きな笑い声が会場に響いた。実行委員長の日野健一さんは「やって良かった。今後も障がいを持った方と楽しみを共有できる機会を大事にしていきたい」と話した。
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