葉山町一色の近代美術館葉山であす4日(土)から「国立民族学博物館コレクション ビーズインアフリカ」が始まる。10月21日まで。
人類の歴史とともに世界各地で生まれたとされるビーズ装飾。同展では、中でもアフリカのビーズに焦点をあてる。現地で長年、フィールドワーク調査と資料収集を行っている国立民族学博物館(大阪府)の協力を取り付け、会場では同館所蔵のコレクションから約200点を展示。ビーズが人類の歴史や社会、文化にいかに関わってきたかについて迫る。
同館によると世界最古と言われるビーズは紀元前1万年以上前のアフリカでダチョウの殻で作ったものが起源とされる。その後、装飾品としてだけでなく、呪術や儀式、出身や民族の証にされるなど独自の発展を遂げてきた。「一粒一粒のビーズ玉の細工に込められた技巧と創意工夫の数々に、アフリカの生命の息吹を感じていただければ」と同館。
開館は午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)。月曜休館。観覧料は一般千円。
関連プログラムも
期間中には同展の関連プログラムも企画されている。8月4日(土)には国立民俗学博物館教授の吉田憲司氏による講演「アフリカ、ビーズの世界」(午後2時から3時30分)のほか、同5日(日)にはワークショップ「マイオリジナル・つぶつぶ仮面」(午前10時から正午/1時から3時)、同25日には担当学芸員によるギャラリートークも行われる。いずれも参加無料(要入館料)。問合せは同館【電話】046・875・2800まで。
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