逗子市は1日、市のホームページを4年ぶりに一新した。コンセプトは「分かりやすく、見やすく」で、見た目がシンプルなデザインに統一されたことや、情報検索がしやすくなったことなどが特徴という。
トップページでは池子の森の自然公園化やゼロ・ウェイストなど市の重要施策を景観写真などとともに紹介。これまでバナー(細い帯状の見出し画像)で掲載していた情報は一部を除いて文字化し、ビジュアルを簡素化している。
ページ中ほどでは「出産・子育て」「ごみ・リサイクル」「福祉」などがロゴとともに一覧で掲示されており、生活場面に応じた情報が検索しやすくなった。さらにイベント情報ではフェイスブックやツイッターなどのリンクが設けられており、情報の拡散性を高めている。
新システムを導入
今回のリニューアルで、市は新たにCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入。CMSは文章や画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信などに必要な処理を行うもので、これにより情報の蓄積、分析、共有などが円滑化できるという。
これまでは情報を掲示する際、各課が個別にページを一から作りアップしていたが、手間がかかる上、「統一感に欠け使い勝手が悪い」との声があった。CMSの導入により発信側が、ひな型から簡単に作成できるようになっただけでなく、同一のデザインで掲示することが可能になる。さらに各ページには各課の問合せ先が設けられており、使う側にとっても探す手間も省けるという。
また今回の改訂と合わせ、これまで庁内にデータを管理するサーバーを置いていたが、危機管理対策の一環として、管理を外部のデータセンターに委託した。
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