「攻めるテニス」武器に
リビエラ逗子マリーナテニススクールに所属する徳航太くん(新宿在住)が先月行われた「全国選抜ジュニアテニス選手権神奈川県予選大会」の14歳以下男子の部門で準優勝を収め、関東大会出場権を獲得した。7月下旬から開会する関東は全国出場をかけた大一番。徳くんは「自分のプレーを心掛けて、全国への切符をつかみたい」と意気込んでいる。
県大会に出場したのは、クラブなどに所属する年齢別ランキングの上位64人。4位の徳くんは初戦から8-1と快勝。肩の故障を抱えた決勝こそ落としたものの、2回戦から5回戦まで一度もセットを譲ることなくゲームを制した。
「攻めるテニス」が持ち味という徳くん。身長154センチと同年代と比べて小柄ながら「自分から積極的に前に出て、相手を攻め込んでいくことを心がけています」と主導権をつかむゲームメイクが最大の武器だ。コーチの富田梨絵子さんも「試合中に自分が勝つために最善の方法が選択できる選手。全国でも上位が狙える素質がある」と評する。4歳からテニスを始め、現在スクールでは強化選手を育成するクラスで日々練習を重ねる。
関東では各県の大会を勝ち進んできた64選手が集まる。全国へ出場する条件は関東ベスト8。昨年も関東までは進んだが、結果は無念の1回戦敗退だった。「去年の悔しさをバネに練習してきた。今年は結果を出したい」と闘志を燃やした。
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