体験学習施設 愛 称「スマイル」に 開設記念イベントも発表
市の児童館機能を担う施設としてこのほど完成した「逗子市体験学習施設」の開所記念式典が先月26日に行われた。式典では施設の愛称が「スマイル」に決まったことや今後開設記念イベントが行われることも発表されるなど、多くの関係者が見守る中、新たな施設の門出を祝った。
同施設をめぐっては、2003年に児童館を求めた保護者らの請願が提出され、議会が全会一致で採択。06年には中高生が施設の在り方を考える「子ども委員会」が発足するなど、10年余りを経て開設に至った。平井竜一市長はあいさつで「財政状況が厳しい中、色々な方のお世話になりながら今日を迎えることができた。子ども委員会手作りの式典も素晴らしく、感動している」と述べた。
愛称は公募で、100件以上あった応募から「スマイル」に決定。名付け親の野口恋空ちゃん(逗子小2年)は「みんなが笑顔になってくれるように」と命名に込めた思いを話した。また検討員会発足当時のメンバー2人も紹介され、副委員長を務めていた岡部葵さん(22)は「例えば親から外へ出かけろと言われたら、まずここへ足を運んでほしい。誰でも気軽に、皆で一緒に楽しんで」と話した。
開所記念イベントは5月31日と6月1日の2日間。現在子ども委員会が企画を進めており、被災地高校生を招いた交流会など様々な催しを行うという。
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