高齢者を狙った振り込め詐欺の被害防止を図ろうと、地域のサポーターや民生委員らによる紙芝居上演が24日、逗子の桜山公園で行われた。地域の交流イベント「さくら茶屋」での一幕で、訪れたお年寄りらはメンバーの熱演に見入りながら、詐欺の手口を学んだ。
紙芝居は神奈川県警が啓発用に作成したもの。息子を名乗る男から会社の金を無くしたと電話があり、女性が金を振り込んでしまうまでが描かれている。メンバーらは合間に「非通知の番号から電話がかかってきても出ないで」などと呼びかけながら注意を訴えた。
さくら茶屋は地域のお年寄りに交流を深めてもらおうと3年前から行っており、この日は約30人が参加。豚汁や焼き芋、素麺などが振る舞われ、舌鼓を打った。訪れていた女性の一人は「こういう催しで交流の輪が広がるのは嬉しい。外で食べると食事も美味しいですね」と笑顔を見せていた。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|