あさって14日、秦野市中央運動公園から県立相模湖公園までの7区間51・9Kmで行われる「第70回かながわ駅伝競走大会」(県教委・神奈川陸上競技協会など主催、タウンニュース社ほか協賛)。県内市町を代表するランナーがたすきを繋ぐ同大会に葉山町の代表選手として長年出場し続けている選手がいる。かつて箱根路を駆け、現在は実業団選手として活躍する川村駿吾さん(26)だ。11回目の出場となる今年も絶対的エースとしてチームを牽引する。
川村さんはプレス工業(藤沢市遠藤)の陸上競技部に所属。今年のニューイヤー駅伝では最終区アンカーを務めた。青山学院大学在学時は部の主将として、総合5位に貢献、今年総合優勝連覇を達成するまでになった過渡期を支えた。
かながわ駅伝に初めて出場したのは中学1年生のとき。自身にとっては一際思い入れのある大会という。「自分より年上の選手と一緒に走って駅伝の楽しさを実感できた、自分の原点のような大会」と振り返る。
現在暮らすのは会社のある藤沢だが、帰省地参加枠での出場にこだわる。「地元で出なければ意味がない。葉山の中高生や子どもたちに駅伝の楽しさを背中で伝えたい」との思いからだ。
今年走るのは3区8・2Km。初めて走る区間だが「区間賞を狙って、しっかり順位を上げたい」と意気込む。チームとして目指すのは6大会ぶりの町村の部トップ奪還。「小さな町でも頑張れるところを見せたい。葉山の多くの人に応援してもらえれば」と呼びかけた。
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