大正期を代表する日本画家で、葉山町にゆかりの深い山口蓬春(1893─1971)の足跡に焦点をあてた企画展が「山口蓬春記念館」(一色2320)で始まる。「山口蓬春が慈しんだ仏の和と美」と題し、仏画や模写を一堂に展示。その画業の一端を読み解く。8月16日(火)から。
蓬春は西洋美術の感性をいち早く取り込み、独自の画風を確立したことで知られる。その一方、古典研究にも熱心で仏画収集のほか多数の模写も重ねた。
会期中の毎週日曜日には学芸員が展示のみどころを紹介(午後2時〜約20分)するほか、かつて蓬春が暮らした建物や庭園を案内するツアー(9月19日、22日・各日2回)を企画するなど関連イベントも用意。31日までの夏休み期間は高校生以下同伴の家族は入館料が100円割引になるサービスもある。
入館料は一般600円、高校生以下無料。前期(〜9月19日)と後期(9月21日〜10月16日)で一部展示替え。月曜休館。開館は午前10時から午後5時。問合せは同館【電話】046・875・6094
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