葉山に賑わいを生む、新たな観光の名所に――。
長柄の南郷上ノ山公園で1日、桜の記念植樹式が開かれた。町職員や町商工会青年部、逗子葉山建設業組合など関係者約100人が参加。地元保育園の園児らとともに桜の成長を願いながら作業を行った。
公益財団法人「日本さくらの会」(東京都新宿区)からソメイヨシノなどの若木50本が寄贈されたことを受けてのもの。同会は宝くじの社会貢献広報事業の助成を受け、桜の普及や保全活動を行っている。
南郷地区では昨年9月、町の特産品などを販売する商業施設「ハヤマステーション」がオープン。施設周辺の整備も進み、葉山の玄関口が活性化していることから、町は同施設や同公園など町内4カ所への植樹を決めた。
うち公園内のハイキングコース入口付近に植えられたのは32本。山梨崇仁町長は式典で「ここが新たな桜の名所として、今後多くの人に親しんでもらえれば」とあいさつ。植樹には葉山にこにこ保育園(長柄)の年長18人が加わり、シャベルを手に1本1本丁寧に土をかぶせた。参加した織田ひなたちゃん(6)は「大きい木になってくれたら嬉しい。お花が咲いたら家族みんなでお花見しに来たい」と声を弾ませていた。
若木は2mほどでつぼみをつけているものもあるが、成木するまでは10数年かかるという。この日は植栽を記念した石碑もお披露目された。
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