横浜銀行逗子支店(小西一知支店長)で23日、銀行強盗を想定した訓練が行われた。逗子署の協力で同支店の行員ら約30人が参加。犯人役に扮した署員を相手に、実際の犯行があった際の役割などを確認した。
訓練はサングラスとマスクで顔を隠し、銃を持った犯人役がカウンター内の女性に金を要求。逆上して人質を取り、金を奪って逃走するまでを想定した。行員らは大声で脅されながらも、緊急通報や犯人の服装や顔立ちを覚えるなどマニュアルを確認。警察官に犯人役の特徴を伝えるなどした。
犯人役を務めた逗子署生活安全課の高橋直英警部補(45)は「犯人は逆上すると何をするか分からない。刺激しないよう目立つ行動は避けて」とアドバイス。「万が一のときはお客様や行員皆さんの安全を最優先してほしい」と呼びかけた。窓口対応した同支店の森山由美子さんは「訓練と分かっていても気が動転して頭が真っ白になった。非常時も冷静でいられるよう心がけたい」と話していた。
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