逗子出身の双子ソプラノデュオ「山田姉妹」が２日、逗子署の一日警察署長を務めた。先月30日に海開きした逗子海水浴場で、利用者のマナーやルールを周知するキャンペーンの一環。置き引きや水難事故、盗撮などの被害に遭わないよう呼びかけた。
女性警官の制服で臨んだ姉の華さん（25）＝写真右＝と妹の麗さん（25）＝左＝はこの日、市防犯協会など参加団体とともに海岸の清掃活動に参加。その後伊東博志署長から委嘱状を受け取ると「逗子の海がより良い環境になるようがんばります」とあいさつした。
山田姉妹は今年２月にアルバム「あなた〜よみがえる青春のメロディー」でデビュー。双子ならではの息の合ったハーモニーが評判を呼んでいる。会場に設置された特設ステージでは「翼をください」など４曲を披露。美しい歌声を響かせ、訪れていた海水浴客らを楽しませた。
逗子海岸での思い出について２人は「小さい時から家族で毎年花火大会に来て、母の作ったお弁当を食べながら花火を楽しんでいました」とコメント。今後については「逗子の皆さんの応援を背に、いつか紅白歌合戦に出れるよう頑張ります」と意気込みを語った。
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