特産品を通じて逗子の水産業の活性化などを目指す「合同会社こつぼ」が小坪産のめかぶを使った「めかぶ蕎麦」を開発した。来月1日から販売開始を予定しており、市内3店舗などに並ぶ。関係者らは「まずは地元の皆さんに味わってもらいたい」と話している。
つるつるとした食感とのど越しの良さが特長。今春、小坪で水揚げされためかぶを天日で乾燥させ、粉末状にして練り込んだ。海藻由来のほのかな磯の香りも楽しめるという。
同社は地元漁師や地域の事業者らが中心となって今年6月に発足。加工から販売まで地域ぐるみで取り組むことで「小坪の味」のブランド化を目指している。そばは商品開発の第1弾。同社社員で小坪マリーナー代表取締役の平井義久さん(48)は「めかぶを使っていて健康に良く、乾麺なので日持ちもする。今後小坪の味として定着していったら」と話した。
1袋200g入りで350円(税込)。スズキヤ逗子駅前店、同東逗子店、同葉山店、三河屋商店で販売する。問合せは逗子市商工会【電話】046・873・2774
同社では第2弾として小坪産のタコやサザエを使った炊き込みご飯の素を開発中で、近く販売していくとしている。
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