グリーンの壁でエコと節電 活動3年目を迎える緑一番商店街、秋には収穫祭も
緑一番商店街(中戸川洋会長)では『環境にやさしい商店街』を合言葉に、植物でカーテンを作り、涼をとる、グリーンウォールに一昨年から取組んでいる。
「オービックビル」、「平井書店」、「マツシタ靴店」、「エコリア」、「乃の家」ではゴーヤを、「あげたてっこ」ではアサガオが鮮やかな緑の壁をつくっている。平井書店の平井義人店長(写真)は「今年は節電の取組みの影響で苗を手に入れるのに苦労した。世話は比較的楽だが、最初の年は人工授粉させるなど大変だった。今ではミツバチが飛んでくる。少しでも涼しくなれば」と話す。6月に植えられたゴーヤは花が咲き、中には収穫できる株も出てきている。
また二見リサイクルセンター(二見秀雄会長)もこの事業に協力。市内の飲食店から廃棄された生ゴミで肥料を作成し、同商店街に提供。グリーンウォールを育てるという地域循環にも同時に取り組んでいる。
収穫されたゴーヤは8月27日(土)にオービックビル屋上で行われる『まちなかコンサート』で振舞われる。