優勝カップは地元産 小田競・北条早雲杯争奪戦
8月4日(土)〜7日(火)に開催される小田原競輪開設63周年記念「北条早雲杯争奪戦」。このほど、優勝者に贈られる早雲杯が完成した。
優勝カップは伝統工芸である寄木細工製。クラフトえいと代表の露木孝作さんが9程前から毎年作り続けている。
カップの制作に要する日数は約2カ月。ケヤキやニレ、朴(ほお)などの国産を含む約10種類の木を材料とし、重さは約7kg。木肌が美しい、木目が詰まっているなどの条件を満たす良い材料選びに苦心するそうだ。
露木さんは「寄木の優勝カップを手に入れるため、毎年白熱したレースが繰り広げられると聞いています。それを聞くと作り手としても誇らしい気持ち。今年も誰の手に渡るのか楽しみです」と話している。