手づくり油でエコを学ぶ 市内2校で環境実習
久野小学校と町田小学校で7月、小田原衛生グループ(鈴木大介社長)による菜種油の搾油の実演が行われた。同グループの協力で行っている環境学習の一環で、菜の花の種まきから搾油の流れを実習しながら、廃食油の再利用などについて学んでいる。児童らは小型の搾油機を使って菜の花の種から油を搾る作業を体験。本格的な搾油は専門業者に委託され、とれた油は給食などに利用される予定。
久野小学校では4年生55人が参加し、実施。児童がまいた菜の花からとれた菜種約5kgを一人ひとり搾油機にいれ、油がとれる様子を観察した。
町田小学校は5年生44人が参加。同校の廃食油の回収活動も絡め「油のリサイクル」をテーマに実習が行われ参加した児童からは「家庭科の授業で使いたい」との声が上がった。